寝ながらスマホで病院行き
私は、寝ながらスマホがきっかけで病院行きになったことがあります。今から3年ほど前の話です。
きっかけ
いつものように寝る前に横になりながらスマホをいじっていたら、急に目の前の床と天井がひっくり返って、スローモーションでグルグルと目の前がまわり始めたんです。
症状
気持ち悪くて吐き気を催し、眠ろうと目をつぶっても目がまわる感覚があり、気持ち悪くなって寝れない。その日は眠ることができなかったです。翌朝も立ち眩みや吐き気で上手く歩けず、会社を休みました。その翌日も体調は最悪で、どうにか会社にたどり着いたものの仕事にならず病院へ行きました。
診断結果
神経外科の病院へかかり、診断は「頸性神経筋症候群」つまり「首こり病」。
私自身は、慢性的なひどい肩こり+首こりで血流が上手く流れず起こったということでした。
また、20代のころの仕事の関係でストレートネック=スマホ首になっていましたので、首の血管を圧迫しており更に状態が悪かったようです。
今思えば、その頃、液晶画面を見るだけで気持ち悪くなっていたことが度々ありました。
精密検査もして診断や気をつけることの説明を受けましたが、2回めの通院で先生が異なり、初診の情報が連携がされておらず、診断も異なっていました。
医師から勧められた改善策も、私が普段から特に気をつけていたことでしたので「すべてこれまでやってきたことです」とイライラしていました。どうでもいいから、とにかく今すぐどうにかしてくれと攻撃的になっていました。
病院での治療法
治療法は、背中~首~後頭部までの血行を促す低周波治療と鍼治療。
その後の症状
しばらく通院していましたが、1年以上、仕事も生活も大変でした。
何が大変かというと音に過敏になってしまったことです。
仕事もプライベートも環境音の影響が怖くて苦しくなる。そして、外見からはその症状はわからず、理解されにくいです。
どんな音が辛いのか
- モノがぶつかる音(スーパーのビニール袋や居酒屋でグラスや陶器類が置かれる音も)
- 通勤での電車の扉が開くときの「ピコーン」というお知らせ音やアナウンス声音
- 周りの会話
- 映画館での音(冒頭の提供会社のロゴアニメーションの音で吐き気)
- テレビの音(ワイワイガヤガヤ・効果音すべて)
- スピーカー音(プレゼンでは、人によって声量も違いますし、大きくハキハキ話す方が効果的なので仕方ないのですが耳を塞ぐのも失礼なので、動ける場合は立ち去るか後方にいるようにしています)
これって生活していれば、よくある環境音ですよね。
音が耳から頭の中で響き渡り、頭痛、めまい、ふらつき、吐き気に襲われます。その場に立っていられないほどです。これまでなんともなかった音が爆音に聞こえるのです。
そして、下を向くとめまいが起き、突伏することができないのでデスクで仮眠も取れない。
現在は当時より症状は軽いものの、寝不足の日の午前中は、症状が出ます。
根本から治す薬はありません。
肩首コリは仕事を変えない限り、これからも付き合うことですし、自分で日々ストレッチとマッサージでほぐすしか方法はありません。
鍼治療は保険も効かない、治療費でお金ばかりが出ていきます。確定申告、医療費控除の書類が面倒です。
ストレートネック=スマホ首は私が治療を始めた2017年の時点で、大幅に増えている状況だとききました。PCやスマホが原因の現代病。うつ病にもなりかねないです。
痛い思いをしても悪習慣から抜けきれず、翌朝のパフォーマンスも悪い。ずっと最悪の気分で過ごすなんて、まるでゾンビ。人生台無しです。
私のようにゾンビになりたくなければ、寝る前スマホは本当に辞めるべきです。
就寝の2時間前には液晶画面を閉じることがオススメです。私と一緒に、質の良い睡眠を取れるよう頑張りましょう!
次回へ続く…